シャドーワーク

一條和生さん「知識創造を進める仕組みとして、注目したのがシャドーワークです。シャドーワークとは、組織に規定された役割ではない、個人の自主的な意思と裁量で創造的に編み出される行動のこと。シャドーワークがない組織では、決められたことしか為されなくなります。これまでは、計画を立て実行すれば物事が進んだ予定調和の時代でした。しかし今は何が起きるか分からない時代です。むしろ自ら変革を起こすことが求められるため、シャドーワークが競争力の源泉となるのです。経営の透明性や健全性を追求することと、社員の自由な発想と活動を促していくことは矛盾するものではありません。グーグルの『20%は業務以外のことをする』というルールが、社員の創造性を刺激し新たなビジネスを生み出しているのがいい例です」できればいいな、週に一日。