高嶋克義さん。「生産材マーケティングの標準化戦略においての鍵はコストリーダーシップである。そのためには、ある市場を切り取り、トップシェアを取ることである。トップシェア企業には、課題が持ち込まれ、顧客の需要情報が入って来やすくなるからで、需要予測力を高めることができるからだ。標準化戦略では、（１）規模の経済性、（２）経験効果（早く生産を開始することで、累積生産量があがることによる学習の蓄積効果）、（３）範囲の経済性（事業の多角化による、販売チャネル・間接部門・スタッフの共同利用など）の３つの経済性がある。大規模・伝統的・多角化企業がなぜコスト優位を築けないかというと、これらの経済性をフルに生かす仕組みができないからだ。この戦略では顧客対応はコストアップの要因になる」戦略にあった、顧客対応を。 ☆
