自分が機能する条件を整える

大橋悦夫さん。「どんなに仕事ができる環境が整っていても、自分のモードがその環境に合っていなければ結局はうまくいかないのです。自分自身の性質を把握し、自分が最も有効に『機能』する条件を整えることです。自分というものを一つの『システム』として捉えた場合、コンピュータと共通することは、『アベイラビリティ』が最も高くなるような調整が必要である点です。アベイラビリティとは、『有効であること』『うまく機能すること』という意味。例えば、前の晩に飲み過ぎて二日酔であれば、その日の生産性は大きく落ちるでしょう。一方でコンディションに問題がなくても、その日にやるべきことが多すぎれば、やる気を失いかねません。『システム』が一定のバランスで稼働できるような調整が必要なのです」上手に自分を取り扱おう。