脳の感覚系と運動系

nakatomimoka2008-12-16

茂木健一郎さん。「『わかっちゃいるけど、できない時、どうすればいいのか』がわかってきたのです。それは、脳の『感覚系学習の回路』と『運動系学習の回路』に秘密が隠されていました。『感覚系学習の回路』とは、見る・聞く・感じるなどを通した情報の入力を司る領域で、一方の『運動系学習の回路』は、実際に手足を動かして情報を出力することを司る領域です。問題は、この二つが脳内で直接、連絡をとっていないところにあります。ですから、感覚系と運動系にコミュニケーションをとってもらうには、一度、頭の中の情報を出力しなければなりません。『いいものがわかる』のに『実現できない』のは、この感覚系と運動系のバランスが悪いことが原因だったのです。」「眼高手低」という言葉がありますが、アウトプットしてみないと駄目なんですね。