脳の出力と入力のサイクル

nakatomimoka2008-12-17

茂木健一郎さん。「ごく簡単にいうと、脳は主に感覚系で情報を『入力』し、運動系を使って『出力』しています。ここでいう『入力』は理解するということであり、『出力』は実践するということです。『脳を活かす仕事術』の神髄は、喜びの中で、『脳の出力と入力のサイクルを回す』ことにほかなりません。好奇心をもって様々な『いいもの』を見て感覚系を鍛え、インプットした情報を運動系から”作品”として外部に出力し、そして成長していくことが大切なのです。感覚系を鍛えるためには、音楽でもスポーツでも、生で聴き、観ることが大切なのです。ここが充分に鍛えられていないと、いわゆる『本物』を見抜くことが出来ません。アウトプットの精度は、運動系学習の回路がどれだけ鍛えられているかに依存するのです」入力と出力の両輪を。