実際に話して出力する

nakatomimoka2008-12-18

茂木健一郎さん。「誰かに喋ったり、文章を書くといった運動出力は、大脳皮質の運動野や運動前野を中心にして構成されます。一方、運動出力の結果を知覚するのは、大脳皮質の感覚野が中心になります。極端な言い方をすれば、『出力する私』と『知覚する私』は、別の『私』なのです。脳の出力を高めるためには、脳に入力された感動した言葉、役立ちそうな情報を、友人などに実際に話して出力することが大切です。その結果、その言葉や情報が自分の血となり、肉となって整理されるのです。これが、僕の仕事の極意『脳の入力と出力のサイクルを回す』ということです。感覚系と運動系のバランスは、このようにして整えられていきます。そして、感覚系と運動系が理想的な状態で調和している例として最も身近なものが言葉なのです」言葉に、してみよう。