仕事大好きと言ってみる

nakatomimoka2009-03-17

箭内道彦さん。「僕は自分の状況が冴えないと感じているからこそ、半ば意地になって、会社の中で一番楽しそうな人間になりたいなと思ったんです。それで、あえて楽しいふりをした。そうやって楽しそうな人を演じている期間は嘘ついてるわけですから辛いんですが、そのうちに周りが変化していきました。さらには、演じているうちに自分でも演技なのか地なのかわからなくなってきたんですよ。自己催眠みたいなものかも知れないですけど、『あれ、楽しいふりしてたのに、今楽しいふりだったのか楽しいのかわからなくなってきちゃった』という風になって、最終的には本当に仕事を大好きになっていました。演じているうちに、現実と混同するというか、自分の思いこみみたいなものに、自分の現実や心が近づいていくんです」演じてみよう、楽しそうに。