良い遺伝子のスイッチを

nakatomimoka2009-07-30

村上和雄さん。「利根川進さんの研究室なんて、五人のノーベル賞受賞者が出ているんですよ。のびやかに好きなことがやれる雰囲気があったから。どんな場にいるか、どんなことをしているか、どんな人に会うかということで遺伝子のオンオフが変わる、つまり心の働きで遺伝子のオンオフが変わるわけです。今は遺伝子のオンオフの具合を計測できる技術があるんですが、講義のときと漫才のとき、明らかに変わるんですよ。それにより血糖値も変わる。だから人間にとって陽気な心っていうのは、良い遺伝子のスイッチをオンにするし、悪いストレスは悪い遺伝子のスイッチをオンにするということです。残念ながら私たちの遺伝子の多くはオフなんですね。だから良い遺伝子のスイッチをオンにできたら、私は全員”自分の花が咲く”と思う」陽気な心を。