心が遺伝子のオンオフを変える

nakatomimoka2009-07-29

村上和雄さん。「遺伝子に情報を貰いに行く、メッセンジャーというのがいる。その貰ってきた情報をもとに、タンパク質やホルモンが作られる。それが体を動かしているんです。だから遺伝子は変わらないんだけれど、メッセンジャーができたらその遺伝子はオンで、できなかったらオフなんです。我々の全部のDNAのうち、働いているのは実は2、3%なんですが、何かの拍子に眠っている遺伝子のスイッチがオンになって、働き出すことがある。たとえば運動すると筋肉モリモリになるでしょ。それは筋肉タンパクを作る遺伝子がオンになるからです。癌の遺伝子も皆もっているんですよ。でもオフだったらいいわけです。温度や食べ物や、いろんな要素で遺伝子のオンオフは変わりますが、僕はそこに、心も入っていると思う」良い遺伝子をオンに。