職場における人間関係

nakatomimoka2009-12-02

市川伸一さん。「だんだん生産性が上がってきますと、給料のために働くということだけではなくなってきたわけです。1930年代に強調されたのは親和動機というものです。これは職場における人間関係を重視する考え方なんですね。この考え方がでてきた背景には、アメリカのホーソン実験があります。女子工員のグループだったんですけれども、まず仲間同士の関係が非常によかったのです。それから上司との関係もいい。あまり上司が口うるさくノルマを課したりせずに、自分のペースで気持ちよく働けるという雰囲気になっていた。どのくらい労働意欲がわくかということは、むしろそういう職場における良好な人間関係があるかどうかという心理的な要因に大きく規定されるのではないか、ということが言われるようになりました」雰囲気、大事だよなあ。