柳井正さん「経営者が決心したら、変革はできるんです。会社の運命というのは経営者で全部決まりますよね。だったら、経営者が自分にできないと思うんだったら、経営者をすべきじゃない。（不況を諦めの免罪符にするような経営者では）会社はダメになります。いつの時代でも、不況になったからといって全部が全部ダメになるということはない。市場というのは必ずあるんです。それを自分たちで取っていこうと思わないといけない。僕は、理想や希望みたいなもの（の水準）がほかの人よりも高いと思うんですよ。できそうもないことを考えて、それを実現するにはどうすればいいかを考える。ほかの経営者は、やっぱり現実ばかり考えていて、理想を忘れている人が多いんじゃないかな」現実から積み上げではなく、まず高い理想を置き、その実現の方法を。
