持続可能な利益こそ企業のゴール

nakatomimoka2010-04-27

楠木建さん。「企業がめざすべきゴールとは本当のところ何なんでしょうか。競争戦略の考え方では、一番大切なのは、『利益』です。もう少し詳しくいうと、『長期にわたって持続可能な利益』です。戦略論ではSSP(Sustainable Superior Profit)といったりします。1〜2年の瞬間風速的な利益ではなく、5年、10年と持続可能な利益を追求するというのがまっとうなゴールの置き所です。利益が持続的に生み出されていれば、ほかの大切なことはだいたい何とかなる、もしくは利益を追求する過程ですでに何とかなっている。だから企業は利益の最大化をゴールとして狙うべきだ。こういう論理です。ですから、『利益の最大化が企業の究極のゴールだ』というのは、何も『ゼニ儲けがすべでだ!という話ではありません。』」存在意義としての、利益。