享受系と創造系の一方で、「消費系」と「投資系」があって、テレビや映画などの映像を見るなどは概して消費系かと思うけれども、一方で、映画を毎日一本見ていると、栄養になってくるような気がする。案外、良質の映画なら漢方薬のような長期投資系になるのかもしれない。本を読むというのも、残らない本も勿論あるが、なんとなくは蓄積ができあがってくるから投資系に入れてもいいのだろう。運動系も、武道やスポーツをはじめ、水泳だとか、ランニングだとか、トレーニングジムだとか、ヨガだとか、筋肉を鍛えるのもカラダから見て（特にある程度の年齢を超えると）投資系でいいのだろう。投資がいいようにも思うけれども、かといってそればかりでは体以前に気持ちが持たないだろうから、何事もそうだろうが、要はバランスなのだ。その比率を、いかにせむ。
