個人としての至福の形態

nakatomimoka2010-12-05

個人としての至福のひとつの形態は、外に向けて自分が納得できる形でパフォーマンスを発揮すること。「発」。自らの能力を最大限に発揮することができている喜び。自らのパフォーマンスが、他につたわり、承認、賞賛されていることの充実感。ここでのパフォーマンスは、他者に伝わってはじめて生じるものとする。もうひとつの形態は、内なる喜び。自らの中での「ユーレカ」。考えていて分かった、理解したという至福。あるいは、他者の優れたパフォーマンス(広く書籍・映画・音楽・料理にいたるまで)を享受する喜び。「受」。さきほどと逆の立場。これらは他者とパフォーマンスを通じた関わりではあるけれど、個人として閉じた関係の中でのもの。これと分けて考えると、相手との関係(愛する、好きである)、仲間といる喜び、などがあるのだろう。
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