15分あれば喫茶店に

nakatomimoka2010-10-31

斎藤孝さん。「15分の余裕があったら、私は必ず喫茶店に入ります。場合によっては10分でも入ってしまいます。喫茶店に一歩足を踏み入れた途端に、意識が変わります。仕事モードのスイッチが入ります。私にとって喫茶店は、のんびりくつろぐ場所ではありません。書斎でも仕事をしますが、全仕事量の半分以上は喫茶店でやっています。ものぐさな人間なのに、仕事はたくさんしたい。このギャップを埋めるための場が喫茶店です。デスクの前に座っても集中できなかったり、『やりたくないなあ』という気持ちをひきずることがありますが、喫茶店は人の目があります。そのちょっとだらけた公共性が自分をコントロールするのに最適です」400円近くのお金は、単なる珈琲代ではなく、場所と時間の代金。本当に自分の時間になるのであれば、惜しくはない。