我が社でないと困る度合い

nakatomimoka2010-11-19

坂根正弘さん。「企業価値の定義を見直しました。『コマツでないと困る度合い』というものです。この定義に基づいて、各ステークホルダーコマツの関係を見直してみましょう。株主にとっては高くありません。一方、社員や協力企業、販売サービス代理店の場合は高い。これらのステークホルダーは、コマツ企業価値を創出して高める役割も果たしている。これに対して、社会や株主は企業価値を評価することはできますが、創出することはありません。ここで特別なのは顧客です。製品の購入を通して、企業価値を評価してくれるだけでなく、当社に収入をもたらすことによって、企業価値の創出にも一役買っています。『企業価値=株主価値』という極論から脱却する鍵の一つが、顧客との関係を見直すことにあることが分かるでしょう」困るかな?