生命の自覚を常に

nakatomimoka2011-01-09

ジョーゼフ・キャンベルさん。「とてもいい方法を教えましょう。部屋に座って本を読む。ひたすら読む。しかるべき人が書いたまともな本ですよ。すると知性がその本と同じ高さまで運ばれ、あなたはその間ずっと、穏やかな静かに燃える喜びを感じ続けるでしょう。こういう生命の自覚は、あなたの日常生活の中で常に持てるはずです。あなたを本当にとらえて話さない作者をみつけたら、その人の全著作を読みなさい。次には、その作者が読んだ本を読んでいくのも良い。こうするうちに、ある一つの観点から見た世界像が見えてくるのです。しかし、この作者を読んだかと思えば次はあの作者という具合に移り気な読み方をしたら、誰がいつこれこれの詩を書いたなんてことには詳しくなるかもしれないが、どの作者もあなたに何一つ語ってはくれません」そんな時間を。