内的体験に根ざしたビジョン

nakatomimoka2011-01-17

小笹芳央さん。「私はリーダーシップを『ある一定の目的に向けて人々に影響を与え、その実現に導く行為』と定義しています。人々を魅了し、そのエネルギーを引き出せるような迫力あるビジョンは、例外なくリーダー自身の『内的体験』から生まれます。内的体験とは、自らの体験を通して自身にわき上がった感覚のことです。『自分は若い頃にこんなつらい思いをしたから、世の中のこんな不具合を解消したい』というように、体験に根ざしたビジョンは人々の共感を集めます。自身の体験は独自のものですが、他の人々が持つ感覚と共通するものがあるからです。逆に考えると、外部に任せたり、模倣したビジョンでは人々の共感を集めることができません。借り物のビジョンには魂が入っていないため、説得力に欠けるのです」想いを、ビジョンに。