飲み会で相手の背景を知る

nakatomimoka2011-03-08

鈴木義幸さん。「仕事をしているとどうしても上司を、部下を、同僚を、「今この瞬間どうであるか」という視点だけで見がちです。しかも、人の脳はコンピューターと同じではないはずなのに、0か1か、つまり白か黒かで判断しがちな所があります。「仕事ができる人/できない人」「明るい人/暗い人」。二項対立を作り出し、そのどちらかに相手を入れ込んでいく。その人の「背景」にはなかなか思いが及ばない。ところが、食事を共にし、酒を酌み交わす中で、相手はどんな会社人生をこれまで送ってきたか、どんな未来を描いているのか、どんな家庭を持っているのかといった「背景」がだんだんと見えてくる。「この人にはこの人なりの背景があって、今の行動があるのか」と思えれば、その行動をある程度受け入れることができます」飲みに行こう!Photo:[H]