児童文学の愉しみ

nakatomimoka2011-03-27

小学校の頃、バスに乗って、岡町にあった図書館に行くのが楽しみだった。気に入ったものを何度も借りて、そのあげく特別のお気に入りを買う、というのが喜びだった。で、あえて選ぶとすると、エリーヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』『エーミールと探偵たち』『ふたりのロッテ』、佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』『豆つぶほどの小さな犬』、今江祥智の『山のむこうは青い海だった』、ヒュー・ロフティングの『ドリトル先生航海記』、トラバースの『風に乗ってきたメアリーポピンズ』、ヒルダ・ルイスの『飛ぶ船』、ミシェル・エーメ ボードゥイ『おんぼろオートバイP105』小松左京の『空中都市008』、宮沢賢治の『風の又三郎』、ヒューゴーの『27世紀の発明王』。大人になって加わったのは、ルイス・サッカーの『穴』。あの頃の幸せな読書を、再び。