佐藤等さん。「私は本一冊を書くのに150時間の時間資源を充てる。一回2時間の執筆マスを75コマ確保する。通常、3ヶ月のなかでそれをやる。そうした割り当てを行うことができれば、本一冊は必ず書ける。非生産的な時間を廃棄しよう。何を廃棄すべきか見つけるために、一年に2回、二週間かけて時間の使い方を記録するようにとドラッカーが語る。記録してはじめてわかることがある。優先順位とは、常に一番をやるものである。一番の次に二番を、そして三番をやる、というわけではない。ひとつ終わるたびに立ち止まって次の一番を選ぼう。同様に、劣後順位(決してやらないこと)もしっかりと決めておく。そうしないと人間は劣後順位に手を伸ばしてしまうものだ」3ヶ月・約90日の中で、一日一コマとすると、75日間確保できれば本は書ける。