完璧な絵が描けるまで

nakatomimoka2012-01-16

原田永幸さん。「戦略的思考とは、自分で素晴らしい戦略を考えるだけではなく、その戦略に周囲のスタッフが賛同し、動いて初めて有効になるものです。従って実行の成否は、いかにわかりやすく、周囲が共通に理解できる絵が描けるかにかかっています。言い換えれば、難しい思考の論理をわかりやすくシンプルな絵に描く『プレゼン能力』も備えていなければ、どんなに素晴らしい戦略的思考をしても意味をなさないということです。説明抜きでもわかるような絵が描けたときは、相手にわかりやすいだけではなく、自分の頭でも戦略が明確なカタチになっています。絵にできない部分があるとしたら、それは戦略として未熟であることの裏返しでもあります。『完璧な絵が描けるまで考える』その過程が戦略的思考の質を高めていくとも言えるでしょう」絵にする。