企業衰退の4段階

nakatomimoka2012-11-14

林野宏さん。「百貨店なんか見ていて、なんでだめになったのかと。最初これです。『企業が成功して時間が経過すると、組織全体に傲慢が蔓延する』。取引先を出入り業者扱いするとか、見下すとか。次が、『成功したことにより、自分たちの能力や長所を過大評価し、その結果当初の成功をもたらした真の基礎的要因を見失ってしまい、取引先や顧客を見下すようになる』。これで、会社が衰退していくんですね。次は、傲慢から生まれる『規律なき拡大路線』です。全能感(過信・自意識過剰・天狗になる)みたいなのが出てきます。経営陣が成功の指標と見なすものは何でもやるようになっちゃうと。それで、リスクと課題を否認していくと。次は、『一発逆転を追求』して、挙げ句の果てに衰退して、凡庸な企業に転落か、あるいは消滅する」おごれる平氏、久からずや。