1人1万ドルで経済成長鈍化

nakatomimoka2012-12-13

藻谷浩介さん。「僕は『一人あたり実質GDPの数字』に注目している。これが一定の水準に達すると、欲しいモノがなくなって、経済成長が鈍化してしまう。中国はあと数年で1万ドルに達する。日本が1万ドルを越えたのは、1971年。それまでの高度成長時代の20年は平均で9.7%成長だったのに、71年から2万ドルを越える94年まで、3.8%成長にガクンと落ちてしまう。そして、中国は2015年頃に1万ドルを越えると予想されている。僕はそこから2ケタ成長時代が終わり、5%ぐらいの成長率になると見ている。『1万ドル突破』でそこそこ豊かな生活になったのは、日本が東京オリンピック(1964)から7年後で、韓国もソウルオリンピック(1988)から7年後の95年だった。中国も北京オリンピック(2008)から7年後に転換点に到達する」なるほどね。