成長戦略の継続

nakatomimoka2013-04-03

カルロス・ゴーンさん。「いや、あなたはそういう意味では経営改革の王道を分かっていない。日産はもう倒産寸前だったから、私はそういうスリム化もやったけれども、同時に私は新車開発はやめなかった。新車開発に対するR&Dの費用は最優先で通して続けた。自動車の開発には、開発に着手してから本当に市場に出るまでは7年とか10年かかるんだ。今日、新車が日産で出ているということは、私が行ったときから新車の開発をやめずにやってきた。もちろん当時の新車開発を全部やるわけにいかないからプライオリティ・マネジメントで絞ってやったけれども、そういう成長戦略をやったことが日産が今日ある一番大きな理由である。もちろんコストカット、スリム化戦略、それも重要であったけれど、一番重要だったのはやはり成長戦略の継続であった」その我慢が。