アルコアの奇跡

nakatomimoka2013-07-20

チャールズ・デュヒッグさん。「オニールは利益については何もいわなかった。話をしたのは社員の安全面だけだ。(略)オニールはどうやって、この古くて危険が多いアメリカ最大規模の企業を、効率的に利益を生む企業に、そして安全の砦にできたのだろうか。その答えは、一つの習慣を変え、その変化が組織全体に広がっていくのを待ったことだ。『アルコアを変えなければならないことはわかっていた。しかし社員に変われと命令することはできない。命令して脳が変わるものではない。だから最初は目標を一つに絞ることにした。ある一つのことに関わる習慣を壊せるようになれば、それが会社全体に広がるだろうと思ったんだ』。一つの習慣を変えれば、それが連鎖反応を起こして他の習慣も変わっていく。習慣にはそのような力があるとオニールは信じていた」習慣。