再びのバルチュス展

nakatomimoka2014-08-02

京都市立美術館に「バルチュス展」を観に行った。キャッチコピーに、『「20世紀最後の巨匠」再び京都へ。』とあるのだが、実は学生時代に同じ京都市立美術館で最初のバルチュス展を見ている。1984年7月4日のことであって、30年前になるのだ。印象が強くて名前は憶えていた。モチーフは同じでも、重なっている絵は少なくて、おそらく『白い部屋着の少女』だけが、30年ぶりに再開したことになる。バルチュスは少女を神聖なものとしてとらえ、それをインスピレーションのもとにしたと上映されていたビデオの中で語っていた。そのあと、USAGI で3度目の昼食を食べて(この店は30年前にはなかった)、同じ通りにある30年前に通っていた床屋さんに卒業して以来何度目かの挨拶をして長男を紹介し彼の下宿と烏丸大丸に寄って帰ってきた休日。