すべての悩みは対人関係

nakatomimoka2014-09-14

古賀史健さん。「悩みを消し去るには、宇宙のなかにただひとりで生きるしかない。我々は孤独を感じるのにも、他者を必要とします。アドラーは、『人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである』とまで断言しているのですから。もし、この世界から対人関係がなくなってしまえば、それこそ宇宙の中でただひとりで、他者がいなくなってしまえば、あらゆる悩みも消え去ってしまうでしょう。個人だけで完結する悩み、いわゆる内面の悩みなどというものは存在しまあせん。どんな種類の悩みであれ、そこには必ず他者の影が介在しています。われわれを苦しめる劣等感は、『客観的な事実』ではなく、『主観的な解釈』なのです。主観にはひとつだけいいことがあります。それは、自分の手で選択可能だということです」そうか、悩みというのはすべて対人だったのか。