これは誰の課題なのか

nakatomimoka2014-09-23

古賀史健さん。「例えば目の前に『勉強する』という課題があった時、アドラー心理学では『これは誰の課題なのか?』という観点から考えていきます。子供が勉強するかしないのか、本来これは子どもの課題であって、親の課題ではありません。そこに対して親が『勉強しなさい』と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。我々は『これは誰の課題なのか?』という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。他者の課題には踏み込まない。およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう」なるほど。