文書で経営はできない

nakatomimoka2015-01-08

佐々木正さん。「昔、フィリップス社の社長から次のことを学んだ。『文書で経営はできない。報告とは、自ら経験したことを文章にするからだ。下から上がってきた報告だけで決めるのは危険。その報告が事実かどうか、定期的に現場を巡回しないといけない』文書はテレビのように映像まで伝えてくれない。そのテレビも、編集もされている可能性がある。つまり、加工されている。『現場百遍』というように、トップや経営幹部は、時間の許す限り、こまめに現場を回らないといけないよ。現場へ足を運ぶと、報告からは見えてこない新発見が出てくるはずだ。現場にも緊張が走り、一挙両得だ。『社長が喜ぶ顔が見たい』と多くの社員が思うようになったら、最高だね」報告を読んでいるだけではいけない。いいことしか書かれていないリスクもある。もっと現場へ。