寝ても覚めても仕事

nakatomimoka2015-12-28

酒巻久さん。「ワークバランスという考え方が流行だが、それを実現するのは、現実には中々難しいのではないだろうか。ごく一部の極めて能力の高い人なら、仕事は仕事、プライベートはプライベートと、スパッとオンとオフを切り替えて、仕事も私生活も充実したものにできるかもしれないが、私のような凡人にはそんな芸当はちょっと難しい。仕事というのは、興味を持って好きになればなるほど集中力が高まり、それが最高に極まった状態では、寝ても覚めても仕事の中身や段取りのことばかり考えるようになるものだ。高速道路を走る車は、すぐには停まれない。会社を出たからといって、そう簡単にスイッチをオフに切り替えられるはずもなく、帰りの電車だろうが、帰宅後のお風呂だろうが、頭のどこかに仕事のことがあるのは当然ではないかと思う」その境地に。