千日で成果を出す

nakatomimoka2016-01-01

村上和雄さん。「メンバーの前で研究成果をあげることの重要性を力説したあとで、ついては研究というのは千日が一つの区切りで、どんな研究でも三年を目安に全力を傾注すれば何らかの成果はあがるはず。だから三年先をめどに、これから全学的に”勝負”をかけましょうと提案したのです。それだけでなく、個人的に学長を訪ねて、『世に問える、できれば世界に問える研究成果を出そうということになりました』と報告し、『ついては、いい出しっぺの私の研究室からそれを出す決意です』と壮語してしまったのです。この時点で、そうできる自信もなければ、確たる証拠もありません。学長から『もし、成果が出せなかったときはどうするのか』と念を押された私の答えは『そのときは大学を辞めます』というものでした。そういう覚悟を決めていたのです」千日で。

※本年もよろしくお願い致します※