酒巻久さん。「リーダーが自分の夢と目標を部下や社員に伝えるときは、なるべく簡潔なメッセージにすることである。『郵政改革』や『アベノミクス』のように印象的で、しかもその目的が一目でわかるような、誰もが口にしやすいフレーズを作ることができれば一番いい。大事なことは、そのフレーズによってシンプルで本質的なメッセージを伝えるようにすることだ。これができないリーダーは、複雑なメッセージを山のように伝えることになる。大きな夢と目標は、具体的な数値を設定し、部下や社員が何をすればいいのか、その目指す方向が一目でわかるような形で提示する。またその際、いつまでにその数値を達成すればいいのか、必ず期限も設定する。期限がなかったり、設定が曖昧だと、夢と目標の達成は難しくなることが多い」短く数値をいつまでに。
