無能の証明

nakatomimoka2016-08-29

岸見一郎さん。「問題行動の第5段階、それは『無能の証明』です。『これ以上わたしに期待しないでくれ』という思いが、『無能の証明』につながるのです。人生に絶望し、自分のことを心底嫌いになり、自分には何も解決できないと信じ込むようになる。そしてこれ以上の絶望を経験しないために、あらゆる課題から逃げ回るようになる。周囲に対しては『自分はこれだけ無能なのだから、課題を与えられないでくれ。自分にはそれを解決する能力がないのだ』と証明するようになる。できるかもしれないと課題に取り組んで失敗するくらいなら、最初から『できるはずがない』とあきらめたほうが楽なのです。彼らは、自分がいかに無能であるか、ありとあらゆる手を使って、『証明』しようとします。残念ながらあなたにできることはありません。専門家に頼るしかない」困難。