上機嫌こそ交換し合うもの

nakatomimoka2016-12-29

合田正人さん。「しかし難しく考えなくても、実は自分が『上機嫌』であることこそ大事なのだと、アランは語りました。『あなたが上機嫌でありますように。これこそ交換し合うべきものである。これこそみんなを、まずは贈る人を豊かにする真の礼節である。これこそ交換することで増えていく宝である。あなたはこの上機嫌の波に乗ってどんな小さな浜辺にも行ける。注文を聞くボーイの調子が違う。椅子を通り抜けるお客さんたちの様子が違う。こうして、上機嫌の波があなたの周りに大きくなって、すべてのものを軽くする。まずあなた自身を』。このような礼節を習得することが、自己を創造することであり、逆に言うと、『情念の循環としての自分』を省みないことなのです。『遠くを見る』ことが必要で、そのために礼節という体操を行うのです」上機嫌。