調子の良い時のN響

nakatomimoka2017-05-31

井上道義さんの指揮で、NHK交響楽団のコンサートに行ってきた。モーツァルトのハフナーと、ピアノ協奏曲23番を小林愛実さんのピアノで。井上さんが、「オーケストラって、調子のいい時と悪い時があるんですよ。今のN響、いいでしょ。皆さんは、運が良い」といっておられたように、とてもいい演奏だった。小林愛実さんのピアノも。アルルの女組曲第二番のメヌエットでのフルート(甲斐雅之さん)が、なんとも素敵な音色だった。最後の盛り上がりと一体感をこれも久しぶりに。ファイルを見ると、クラシックのコンサートはなんと約7年ぶりだった。前の役職になってからは一回もコンサートに行っていなかった(余裕がなかった)のだ。新しい職場での門出となる2日目にいい演奏が聴けたことに感謝して、NHKホールから帰ってきた。また行きたいな。

♯2004-01-21 井上道義さん。「ぼくは、練習のはじめからすべてを求めはしない。団員が、今日はここまできた、明日はイノウエと一緒に次のプロセスに進めるだろう、こうして自分たちの最高のものに必ず近づいていくのだ、そう思い、また信じてくれること・・・言い換えれば、指揮者も団員もともども”常に幸せに励む”ことができるように、自分のためにも努力しているのです。」