誰が何を知っているのか

nakatomimoka2017-07-28

入山章栄さん。「トランザクティブ・メモリーは、世界の組織学習研究では極めて重要なコンセプトと位置付けられています。その要点は、組織の学習効果、パフォーマンスを高めるために大事なのは、「『組織の全員が同じことを知っている』ことではなく、『組織のメンバーがほかのメンバーの誰が何を知っているのか』を知っておくことである。」というものです。どのようなチームがトランザクティブ・メモリーを高めているかというと、それは『直接対話によるコミュニケーションの頻度が高いチーム』に限られたのです。それどころか結果の一部からは、『メール・電話によるコミュニケーションが多いことは、むしろ事後的なトランザクティブ・メモリーの発達を妨げる』可能性も示されました」アイコンタクトや顔の表情を通じてのコミュニケーションを。