体を動かすと悩みがなくなる

nakatomimoka2017-12-07

菅原洋平さん。「耳の後ろあたりの溝を境に、後ろを頭頂葉、前を前頭葉と呼びます。頭頂葉で受け取った情報は、前の前頭葉に伝えられますが、前頭葉では過去の記憶にもとづいて、その情報にはどんな意味があるのかを判断する役割をしています。記憶によって飾りつけされるのです。前半分では、その人が経験した記憶によってつくられた仮想現実が扱われているのです。この現実と仮想現実が、競合して押し合っています。ネクタイを見るだけで仕事のプレッシャーを感じる時には、仮想現実が現実に押し勝っています。スポーツやキャンプ、農作業のように現実的な感覚が強く得られることをすると、脳の後ろ部分が前部分に打ち勝ち、ぐるぐる悩むことがなくなって頭がスッキリします。これもやはり、脳の競合によるものです」体を動かして後ろを応援。