築山節さん。「仕事は細切れの時間でコツコツ対応していくのが、もっとも効率の良い進め方だと私は考えています。私はある時期まで、仕事を溜め込んでしまうことがあるタイプでした。『まとまった時間』ができるのを待っていたからです。経験を繰り返しながら、私は初歩的なことに気づいていきました。『まとまった時間ができることなどない』ということです。もっと正確に言えば、そういう時間ができるのを待っていると、実際に『まとまった時間』ができた時には、それが件の仕事をするための時間ではなくなっている、ということです。原則論として、脳は変化に対して反応するものです。自分で仕事を進める時にも、この性質を利用した方がいい。つまり、時間をかけてでも解決しなければいけない問題がある時には、少しでも変化させ続ける」細切れ。
