話術で間の大切さ

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矢野香さん。「デール・カーネギーは、人前で話すときは4つの大切なポイントがある、と説いています。(1)重要な言葉を強調し、重要でない言葉を軽く言う。(2)声の調子を変える。(3)話す速度を変える。(4)重要なポイントの前後に「間」を置く。『話の中で巧みに用いられる沈黙ほど効果的なものはありません。それは強力な手段です』と。カーネギーによると、リンカーンは演説の途中重要なポイントにさしかかると、身体を前にかがめて聴衆の目をまっすぐ見つめ、何も言わなかったといいます。徳川夢声も、著書で「『話術』とは『マ術』なり」、と間の大切さを説いています。彼は『話の三原則』として、『間の取り方』『声の強弱』『言葉の緩急』の3つをあげています。『練り上げられた内容に、三原則が適用されたら、鬼に金棒』と述べています」間。