佐藤友亮さん。「この心の揺さぶりをどのようにコントロールするかという大問題について、ジョッシュ・ウェイツキンは、『学ぶこと』に焦点をあてて考察しています。ジョッシュは、子どもの頃に天才チェス少年として注目され、映画『ボビー・フィッシャーを探して』のモデルになった人物です。『若くして、名声とは本質的に何か虚しいものであることを知った』ジョッシュは1998年に、太極拳の稽古を始めます。その後、推手の大会に出場するようになった彼は、2000年に初めて推手の全米チャンピオンになり、以降合計で全米選手権に13回優勝。2004年には太極拳推手世界大会で優勝しています。彼は物事を学ぶことに大きな喜びとこだわりを持っており、『習得への情熱』という本を書いています」人間なので心が揺さぶられる、どうコントロールするべきか。
