雑念が入ると

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木崎賢治さん。「無になる、ゾーンに入るという感覚はアーティストにこそ必要だと思います。ミュージシャンがその状態になればいいライブができるし、作詞や作曲していてもきっとそう。曲づくりの時は、いい曲をつくろうとか、いつまでに仕上げないとヤバいとヤバイなんてことを思って雑念が入ると、なかなかいいものはできないんじゃないかと思います。邪念を振り払って集中していると、無になってアルファ波が出るものだと思います。犬の散歩をしていたり、シャワーを浴びていたり、眠りに落ちる前だったり、何も考えていないようなときにふとアイデアが浮かぶというのも、同じような状況でしょうね。そこで欲をかいて、絶対いい曲を今日はつくるぞとか、いい曲ができたら今度こそヒットさせるんだとか、考えているともうアルファ波が消えてしまいます」無。