怒る時には筋肉が緊張

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北川貴英さん。「怒りは身体の状態に大きく左右されます。怒る時には必ずそれに見合った筋肉の緊張が見られ、逆に穏やかな気分の時には身体がリラックスしているのです。こうしたことからも、怒りを鎮火するには筋肉のリラックスが大切であることがわかるでしょう。フルマラソンの後と南国のプール。両者に共通しているのも、筋肉がゆるみきっているということ。人は筋肉をゆるませたまま、怒ることができません。その性質を利用して、怒りを鎮火するのです。ですからいくら意志が強くても、筋肉の緊張を放置したまま怒りを鎮めるのは困難と言わざるを得ません。そもそも怒りをコントロールしようとする思いそのものが、怒りの支配下にあるのです。それでは怒りを鎮火するどころか、火に油を注ぐことになってしまっても仕方ありません」リラックス。