快楽より努力を選ぶ為に

f:id:nakatomimoka:20220207091426j:plain

「シアワセ」を感じるのには、享受する快楽系(飲む食べる観る触れるなど)と、フロー系(努力によるチャレンジを没我状態で楽しむ)があって、自由意志でどちらを選ぶかとなると、自律は自己契約だから、人は快楽系に流れやすい。ニンジン教は、努力をせずして快楽にありつけない、という自己契約をするもので、どれだけそれが誘惑に負けずに効力を発揮するようなシステムにするか、なのである。努力の積み重ねが、到達した結果でのドーパミン系の達成系のシアワセに結びつけばインセンティブになるが、フィードバックがない状態での努力の蓄積、というのが難しい。それをどうやってフロー状態に持っていくか。いかに過去の体験も含めてインセンティブにして、努力の蓄積が次第にフロー体験になっていくように仕向けていけるか否かが、道を分ける。