本物の夢は

水野敬也さん。「本物の夢ちゅうのはな、自分と同じ痛みを持つ他者を救うことで、自分を救うことなんやで。夢は、『自分はこういう風になりたい』『こういう世界を作りたい』ちゅう思いや。そして、その思いの元になるのは、怒りや悔しさ、他者への羨望……色々な感情があるんやけど、一言で言うたら『エゴ』やな。人は『誰かのために』『世の中のために』ちゅう建前だけでは頑張り切られへん。自分自身のために頑張ることーエゴが大きな力を生み出すんや。せやけどな、エゴの力だけでは、できることが限られてしまう。”本物の夢”を醸成するには、『自分への愛』と『他者への愛』、両方が必要。『自分のため』と『人のため』が最も高い次元で交わった時に表れる思いが”本物の夢”であり、その夢を持ったとき、人は、自分の『最高』を引き出すことができる」夢。