現実を直視すること

ナヴァル・ラヴィカントさん。「心が騒がしい、モンキーマインドの状態にあると、見るもの全てを心の中の『あるべき』世界と照らして、感情的に反応してしまう。こうあってほしい、という願望が現実を曇らせるんだ。私たちが苦しむ瞬間というのは、『あるがままの現実を見る瞬間』だといえる。苦しみは現実を直視できなくなった瞬間にやってくる。ありがたいことに、痛みを感じる苦しみの瞬間は、真実を悟る瞬間でもある。現実をありのままに受け入れざるを得なくなる瞬間だ。現実を受け入れるからこそ、有意義な変化を起こし前へ進むことができる。難しいのは現実を直視することだ。真実を見るためには、エゴをどけなくてはならない。エゴは真実を見たがらないからだ。何かがこうなってほしいと望めば望むほど、真実が見えなくなる」ありのままを観る。