瞑想には呼吸が重要

加藤俊徳さん。「『脳科学的瞑想』において、『呼吸』というものは非常に大事です。呼吸は、脳にとって重要な意味を持っているからです。脳の精神活動には、『酸素』が必要不可欠です。酸素交換がスムーズにできている時は、脳が効率よく働いているときです。反対に、酸素交換がうまくできず、血流ばかりが増えると、頭に血が上った状態になり、イライラしたり、不安になったり、どうしたらいいのか分からずにクヨクヨと悩んだりすることに。血圧が上がるため、健康状態にも悪影響を及ぼすことになります。脳の枝ぶりを伸ばし、なおかつスムーズに稼働させるためには、『新鮮な空気をたくさん取り入れるような呼吸を心がける』こと。それは意識的に『呼吸』をすることによって可能です。脳だけでなく体の調子を整えるためにも有効です」吸って、吐いて~。