あるものに感謝する

武田双雲さん。「僕には、よく聞かれることがあります。『双雲さんは、どうしてそんなに幸せそうなんですか?』と。それはたぶん僕が『感謝オタク』だからです。人はいつの間にか、自分に『ないもの』に意識が向きがちになってしまいます。だから、常に心が満たされない状態になってしまう。でもそこで、自分に『あるもの』に気づいて、感謝をすることができたら……日常の景色の考え方が変わってきて、自分自身の状態も変化してくるのです。『感謝』というのは、自然と湧き上がってきているときにはできますが、そうでない時に『感謝しなくちゃ』と思って感謝しようとすると、義務的でしんどくなってくる。それでは、僕自身はどうやって自然と感謝できているのか、というと、その鍵が『感謝』です。僕はそれを『丁寧道』と呼んでいます」丁寧道を通じて。