普段の約2倍の時間

武田双雲さん。「丁寧を意識して上機嫌で生きていると、そのいい波動や興味関心のエネルギーが伝わり、自分のところに返ってくるんです。それに、問題も起きません。よく仕事では、『問題解決能力』の高い人が重宝されますが、本当は『問題引き寄せない能力』があるほうがよくないでしょうか? やはり慣れるまでの最初のうちは『ゆっくり』やってみて、体になじませていくことが、『丁寧道』においてもうまくいきやすいアプローチなのです。とはいえ、すべての動作をゆっくりやってみるのは大変すぎるでしょう。だから、お風呂で体を洗うとき、歯を磨くとき、着替えるとき、靴を履くとき……『あ、これを丁寧にやってみよう』と思えたことについて、どんなピンポイントなことでも構わないので、『普段の約2倍の時間』をかけてやってみてください」丁寧。