前頭前皮質の働きが

アーサー・ブルックスさん。「中年期に入ると、前頭前皮質の働きが落ちます。それにより、次のような影響が考えられます。第一に、素早い分析や創造的な発明がしにくくなります。第二に、マルチタスク処理など、以前は簡単にできたいくつかのことがひどく困難になります。年配の人は若者よりかなり気が散りやすいのです。『音楽を聴いたりメールを打ったりしながら勉強するのはやめなさい』と子どもに言ったことがあるかもしれません。しかし『ながら勉強』ができないのは、子どもではなく、あなたなのです。もう一つ困難になるのが、名前と事実を思い出すことです。50歳になる頃には、あなたの脳はニューヨーク公共図書館なみに情報で溢れ返っています。あなた専属のレファレンス係は、ガタがきていて、仕事が遅く、すぐに気が散ります」そうだよな。